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【医療行政ブログ】COVID-19が教えてくれたもの

大変大変ご無沙汰しております。医療行政書士の吉田真美です。よく見たら昨年7月依頼UPDATEしていませんでした。何ということでしょう。。。

世界的に直面しているコロナ禍については、もはや私のブログで何を書くというものでも無いレベルですね。マスコミに踊らされず、少しでも科学的に正しい情報を各自が取得し、その上で冷静な判断を積み重ねるしかない状況と感じます。正直なところ、COVID-19に対して我々に出来ることは、淡々と対策をすること(少しでも人との接触機会を減らす、地味な手洗い、消毒、日常を繰り返す)だけですね。

さて上記を考えつつ、このコロナ禍において、COVID-19が教えてくれたものが間違いなくあります。それは、人の本性とはどういうものか、ということかもしれません。

感情と知恵を持つ動物である人間は、多くの行動が感情で左右されてしまいます。信じたいものを信じ、信じたくないものは根っこから否定したくなります。それは、突き詰めれば「怖いから」であり、そんな「怖がっている自分」を他者に見せたくないというプライドのなせる業なのではないかと思うのです。

SNS上では、自分より強い(知識や経験を含め)人に対して、理屈を超えた感情むき出しの威嚇をする、まさに動物そのものな状態に陥っている人も散見されます。悲しいことですが、人によっては、その状態を近しい人にまで見せ始めています。

私は心理学に通じている訳ではありませんが、COVID-19が今回教えてくれたものの一つに、そんな「ヒトという動物の弱さ、悲しさ」があるように思えてなりません。このコロナ禍を乗り越えたときに、変わらずに付き合い続けることが出来る人。それが最も大切な人、という判断材料の一つになるかもしれませんね。

ブログをサボっていた間に、押印廃止とか入国制限とか、本業でいろいろ書かなければならない事件が起きてはおりますが、久しぶりということで、まずは何を考えながらこの半年を過ごしていたか、を書きたくなりました。雑文になりましたが、皆様のご健康を心より願いながら、新年のご挨拶に代えさせていただきます。